2017年9月4日(月)、東京・大手町の経団連会館(経団連ホール)にて、「健康経営会議2017を開催しました。4回目となる今回はご案内からすぐに申込数が660人を超え、420社550人での満席での開催となりました。
冒頭、健康経営会議実行委員会 委員長 斎藤敏一より、「健康経営」はコストではなく投資として、企業の経営戦略として位置づけられ、健康経営銘柄、健康経営優良法人認定制度等に認定される企業が増えているほか、高齢であっても社会のために体を動かし、貢献することこそが、健康寿命を保ち、国にとっても本人にとっても幸福をもたらすことを、ご挨拶をさせていただきました。
来賓挨拶として、中央労働災害防止協会理事長の八牧暢行氏、スポーツ庁長官で1988年ソウルオリンピック100m背泳ぎ金メダリストの鈴木大地氏、厚生労働省健康局課長の正林督章氏のお三方にご挨拶をいただきました。
経団連会館にて開催された、健康経営会議2017会場の風景
会議ではNPO法人健康経営研究会 理事長 岡田邦夫氏より、職務不適応者を出さず、働きがい、生きがいを見つけ、心身ともに健康で、創造力豊かで、労働生産性の高い人を育てる「職育」に企業が投資する必要性についてお話しいただきました。
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科 教授 野田稔氏からは、企業での戦略的な健康経営と働き方改革の取り組みの必要性について、創造生産性を高めるために大事なことは、社員の体と心が健康であってはじめてイノベーションを生み出すことができるということを教えていただきました。
また健康経営に取り組む先進企業として、ロート製薬株式会社 取締役副社長 CHO ジュネジャ・レカ・ラジュ氏からは、同社の健康経営について、経営者としての熱い想いとともに、具体的な戦略実行についてお話しいただきました。
三菱地所株式会社 新事業創造部 兼 街ブランド推進部 担当部長 井上成氏からは、「Well-Beingな人・街・会社」として、東京丸の内での先進的な取り組みクルソグについてご紹介いただきました。
健康経営会議2017講演の様子
最後に経済産業省 ヘルスケア産業課 課長 西川和見氏からは、国が進める健康寿命の延伸に向けての各施策についてご紹介いただくとともに、中国をはじめ、アジア諸国でも高齢化社会が深刻な問題になっていることを鑑み、日本がヘルスケア、エイジング、メディカルの世界で新たな経営哲学や健康経営を、アジアをはじめグローバルに広げられるような取組みをしていきたいとのお考えをお話しいただきました。
会場は、各講師の熱い想いのあるお話しに熱気に包まれ、ご参加された方、一人ひとりが健康経営について自分ゴトとしてお考えいただける場となりました。
<詳細については報告書ならびに講演資料をご覧ください。>
健康経営会議実行委員会 委員長
斉藤 敏一
中央労働災害防止協会 理事長
八牧 暢行 氏
スポーツ庁 長官
鈴木 大地 氏
厚生労働省 健康局 課長
正林 督章 氏
NPO 法人健康経営研究会 理事長
岡田 邦夫 氏
明治大学専門職大学院
グローバル・ビジネス研究科 教授
野田 稔 氏
ロート製薬株式会社 取締役副社長 CHO
ジュネジャ・レカ・ラジュ 氏
三菱地所株式会社
新事業創造部 兼 街ブランド推進部 担当部長
井上 成 氏
経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課長
西川 和見 氏
株式会社ルネサンス 取締役常務執行役員
公益財団法人 健康・体力づくり事業財団 理事
高崎 尚樹
講演風景
講演風景
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